デジタルの遺品整理について

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お役立ちコラム

ロボットを導入し省人化 、紙面をタブレット端末を活用しペーパーレス化などなど、全世界でデジタル化は加速しており、デジタル機器を身近に増える機会は老若男女問わず増えてきました。
そこで、近年遺族を悩ませるのがデジタルの遺品整理です。

ここではデジタルの遺品整理について分かりやすくまとめましたので良ければ参考にしてください。
今回は、デジタルの遺品整理について紹介させて頂きます。

デジタルの遺品整理とは?

デジタルの遺品整理

デジタルの遺品整理は、パソコンやスマホなどのデバイス機器やWeb上に残る故人の情報を整理することを指します。
近年デジタル化が進んだことによって、身の回りの物的遺品以外にも、パソコンやスマホなど含むWeb上のデータ的遺品も選別が必要だと言われています。

写真や、SNSなども勿論遺品ではありますが、Web上で管理しているお金(株、FXなどのネット口座)なども全てデジタル遺品です。
整理すべきデジタル遺品の代表をまとめると、以下になります。

  1. パソコンやスマホなどのデバイス機器
  2. SNSデータ、ブログ、ホームページなどWeb上の情報、クラウドストレージ
  3. ネット口座の情報(証券口座、FX口座、仮想通貨口座など)

1、2は急ぐ必要もなければ放置してもそこまで何かあるわけではありません。
サブスクなどの自動決済が設定されているようなものも、故人のクレジットカード、所有口座を破棄すれば、自動決済がストップするので自動定期に全て利用が停止になります。

しかし、3は取引中だと故人の財産が損失してしまう恐れがあります。
ただし、故人のFXなどが負債化して遺族に襲いかかるというケースは2016年度から今日まで0件です。

万が一損失が大きくなってもロスカットが発動するため証拠金が底をつくだけといったイメージでいいでしょう。
FXは未決済のままでは相続できないので故人が利用していたFXサービス会社を突き止めて、相談窓口に問い合わせされて下さい。

デジタル遺品の処理方法は?

デジタル遺品の処理方法

デジタル遺品の処理方法は以下の手順で進めることをお勧めします。

1.デジタル遺品を集める

故人が利用していたと思われるパソコンやスマホなどのデバイス機器を集めて下さい。

2.デジタル遺品の中身を確認する

閲覧する為のパスワード等の問題はあるとは思います。
自分で解除、業者にロック解除、諦める、これらの3択になるでしょう。

パソコンやスマホなどのデバイス機器のロック解除が本当に必要かどうか判断されて下さい。

3.Webデータを消去する

パソコンやスマホなどのデバイス機器を閲覧することが出来たら、残す必要のない不要なデータを消去していきましょう。
中には月額性の有料サービスなどもあるので、故人がどのサービスを利用されていたのか見定めて下さい。

ただ月額性の有料サービスは、何らかの形で支払いをしなければなりません。
故人の口座が凍結という形になったら引き落とされなくなるので自然と解約になるのでそこまで重く受け止めなくても構いません。

また、相続等の理由で口座の凍結が遅れたとしても引き落としされ続けることで残高が不足して引き落としができなくなれば自然とサービスは利用停止となります。

4.ネット口座の解約(証券口座、FX口座、仮想通貨口座など)

ネット口座があるなら相続手続きを行って下さい。
各ネット口座の問い合わせフォームに相続について問い合わせると詳しく案内してくれます。

5.デジタル機器を初期化

最後に万全を期すために、全ての処理が終わったらパソコンやスマホなどのデバイス機器の初期化を行ってから処分されて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、デジタルの遺品整理について紹介させて頂きました。

デジタル遺品整理をスムーズに行う方法は、生前にコミュニケーションを取っておくことです。
どんなサービスを利用していて、もしもの時にパスワードを記したものを残しておくなど、こうしたやり取りを行っておけばデジタルの遺品整理は簡単に行うことが出来ます。

コミュニケーションを取っていなくても紹介したデジタルの遺品整理のやり方を参考に実行して頂ければ整理する事は可能です。
万が一、手に負えないと思ったらデジタルの遺品整理を専門に行っている業者もいるのでそちらの利用も検討されてみて下さい。

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