大切な家族が亡くなって心の整理がつかないなかで、遺品を整理することを迫られる場合というのが幾つかあります。
持ち家の場合なら時間をみつけては取りかかれば問題ありませんが、故人が賃貸に住んでいた場合などは急ぎ退去しなければ家賃の負担が迫ってきます。
そういった時に役立つのが遺品整理を行ってくれる業者です。
ここでは遺品整理を業者に依頼するメリットについて分かりやすくまとめましたので良ければ参考にしてください。
今回は、遺品整理を業者に依頼するメリットについて紹介させて頂きます。
遺品整理を専門業者に依頼することには様々なメリットがあります。
簡潔に分かりやすくメリットを挙げてみます。
遺品整理は四十九日や初盆、一周忌などといった遺族一同が集まるときに行う方が多い傾向にあります。
理由としては遺族が居ない時に行うと変な疑いなどが生まれトラブルに発展するからです。
かといって集まる機会というのはそう多くはなく、集まった際に取り掛かったとしても時間の余裕はほとんどありません。
遺品が大量にある場合には、遺族総出で整理を行ってもなかなか片付かないでしょう。
そこで業者という第三者に依頼することで疑いなども生まれることなく時間の節約になります。
遺品整理は、引っ越しと同等かそれ以上に体力的に負担の掛かる作業です。
一軒家丸ごと遺品整理というのはプロの手を持ってしても3日以上は掛かることが殆どです。
全くの未経験で着手すると取捨選択に時間が掛かり、物思いにふけたりするととてもじゃないですが短期間では終わりません。
業者に依頼することでこうした肉体的負担を減らすことが出来ます。
当然ですが、大切な家族が亡くなっているので精神的な余裕がある人はいません。
そんな中で思い出が残る住まいを片付けるのは辛いものです。
遺品整理業者は遺品整理士という資格を持っている方も多く、遺産に関わるものだけではなく思い出の品なども処分せずに大切に取り扱ってくれます。
自身で行わずにプロに任せることで精神的な負担を減らせます。
遺品整理業者の中には古物商許可を持っていて、買取りを行ってくれるところが多くあります。
例えば、自身で遺品整理を行っていたら食器棚など粗大ごみで出すようなところ、買い取ってくれたりします。
買い取りのお金に関しては作業費から相殺して、買取額が作業費を超える場合は現金手渡しといったところが殆どです。
遺品整理業者に依頼すると、遺品整理だけでは無く相続などの手続きを始めとした遺族が行わなければならない様々なことについても相談に乗ってくれます。
いかがでしたでしょうか?
今回は、遺品整理を業者に依頼するメリットについて紹介させて頂きました。
最後にちょっとした補足ですが、デメリット面を少しだけお伝えすると、遺品整理を業者に依頼した場合、当然費用が掛かります。
次に依頼した業者によっては悪質な業者もあり予期せぬトラブルに合うなんてことも珍しくありません。
こうしたデメリットを避けるには複数の業者の見積もりをとって、優良な業者を見分けてみて下さい。